重い想い


授業終了後の休み時間決まって、
私は優良君の元へ行く


私と優良君は別クラス


今はお昼休みで、
私は今日お昼ご飯を食べるのに優良君を誘おうとした


優良君のいる教室を覗いてみると

(あっ…稲里先輩と鐘月先輩

それに久永先輩もいる)



優良君の席を囲むように
先輩達とお喋りしてる優良君


稲里先輩は、優良君と1つの椅子に座って

鐘月先輩は、優良君の腕に抱きついて

久永先輩は、私の方をチラッと見ながら
お弁当のおかずを箸で掴み優良君に食べさせてた


私の入る隙間は、どこにもない と言われているように感じた私は自分の教室へと戻った。


(あの中に入っていけない…)

そう思ったら、涙が溢れだしそうで
私は下を向いたまま味のしない
お弁当箱に詰め込まれたおかずを口に運んだ




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