青い星と赤の夜空
疑惑と疑念
そして授業が全て終わり、担任が教室にやってきた…。
「さ、先週約束していた席替えでもするか」
【するのか…】
周りはというと、みんな嬉しいのか口々に何か言っている。
「また隣同士ならいいね−」
「やっと1番前からおさらばか」
「いやお前は運悪そうだからずっと前だよ笑」
「ほっとけ笑−」
みんな嬉しそうに周りと話していたが、漣だけが暗い表情をしていた。
「どうしたの?体調悪いの?」
友利に顔を覗きこまれる。
「うわっ?!」
「失礼ね笑。なんで心配して驚かれないといけないのよ」
「ごめんごめん。考え事してたから…−」
当の友利は自分の身に迫った危機に何も感じていないのか?
……………違う…!
何かを喜んでいる顔をしている。
楽しい時や友達と話している時に見せる笑顔ではない。
何か違う。
…もしやこれが…………
「さ、先週約束していた席替えでもするか」
【するのか…】
周りはというと、みんな嬉しいのか口々に何か言っている。
「また隣同士ならいいね−」
「やっと1番前からおさらばか」
「いやお前は運悪そうだからずっと前だよ笑」
「ほっとけ笑−」
みんな嬉しそうに周りと話していたが、漣だけが暗い表情をしていた。
「どうしたの?体調悪いの?」
友利に顔を覗きこまれる。
「うわっ?!」
「失礼ね笑。なんで心配して驚かれないといけないのよ」
「ごめんごめん。考え事してたから…−」
当の友利は自分の身に迫った危機に何も感じていないのか?
……………違う…!
何かを喜んでいる顔をしている。
楽しい時や友達と話している時に見せる笑顔ではない。
何か違う。
…もしやこれが…………