×LOVE *愛の印*
私は全部愛美に話した。
先輩にとって私は妹的存在だってことを。
愛美は、私ならすぐにまた良い人見つかるって言ってくれた。
嬉しかったけど…でもやっぱり一時恋愛はお預け。
━…それから数日後。
今日はこの間駅で会った事をきっかけに、街で理奈とお出掛け♪
9時に駅前のマックで待ち合わせになった。
横を見ると、見たことのある女の先輩発見。
「もぉ~ヤダ~…今日、敦のためにお洒落してきたのに~」
敦って…。
「マジごめん!雨降るって知らなくてさ!」
その人の隣にいたのは… 紛れもなく釘宮先輩だった。
「ありえない~」
「舞許せっ!」
舞先輩っていうんだ。彼女かな…。
「敦だから許すぅー」
「サンキュッ」
彼女の笑った顔…先輩と同じ。
先輩の笑った顔も…彼女と似てる。
本当…お似合いじゃん。