×LOVE *愛の印*
ザーザーと大きな音をたてて降る雨の中を…



二人は手を繋いで消えていった。



そんな時、丁度理奈が来た。


「由南っ!ごめん!バスが来るの遅くってさぁ~マジうんざりなんだけどぉー」



「ァハハハハハッ…中学の時も理奈はいっつもバスで遅刻してたよねぇ~」

理奈が来てくれた事で悲しさがまぎれた。




「そーなんだよぉ~…。私バスに嫌われちゃってんだよね、きっと」


「ププ。そうかもね」


やっぱり中学の時から理奈はいつも私のスーパーマンだ。



「なにそれぇ~」


「知らなぁ~い♪さ、行こ行こ~♪」



大好きだよ。理奈。











これぞ本当の‘親友’なのかな…?━。








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