【シナリオ版】釣った夫は腐ってました!~鈴ノ木夫妻の新婚事情~
○公園のベンチ。夜。
松島が買ってくれた温かい缶コーヒーを片手に、華はぽつりぽつりとマンションでの出来事を話しはじめた。松島は驚きの表情でそれを聞いていた。
松島「それはれっきとした犯罪行為だよね。すぐに警察に行かないと。鈴ノ木は?奥さんがこんな怖い目に会ってるときになにやってるんだ、あいつ」
華「あ……忙しいのか、電話繋がらなくて……」
光一がいま誰といるのか、それを松島に話すのはためらわれた。
松島「……そっか。じゃあ、とりあえず俺が付きそうから警察に行っとこうか。早い方がいいと思うしさ」
華「はい。そうですよね」
松島「その後は鈴ノ木と連絡つくまではどっかのお店の中とか人のいろところにいよう。不安なら俺も一緒にいるし」
華「いやいや、そこまでご迷惑は……」
華は胸の前で手を振った。
松島「困ったときはお互い様だよ!それに白川さんは親友の奥さんだし。あいつは俺のこと親友とは思ってくれてなさそうだけど」
松島は明るく笑った。
華(ほんとにいい人だなぁ)
一本だけ仕事の電話といって、その場を離れた松島の姿を眺めながら華は思った。
華(松島さんの奥さんになる人は幸せだろうな)
松島が買ってくれた温かい缶コーヒーを片手に、華はぽつりぽつりとマンションでの出来事を話しはじめた。松島は驚きの表情でそれを聞いていた。
松島「それはれっきとした犯罪行為だよね。すぐに警察に行かないと。鈴ノ木は?奥さんがこんな怖い目に会ってるときになにやってるんだ、あいつ」
華「あ……忙しいのか、電話繋がらなくて……」
光一がいま誰といるのか、それを松島に話すのはためらわれた。
松島「……そっか。じゃあ、とりあえず俺が付きそうから警察に行っとこうか。早い方がいいと思うしさ」
華「はい。そうですよね」
松島「その後は鈴ノ木と連絡つくまではどっかのお店の中とか人のいろところにいよう。不安なら俺も一緒にいるし」
華「いやいや、そこまでご迷惑は……」
華は胸の前で手を振った。
松島「困ったときはお互い様だよ!それに白川さんは親友の奥さんだし。あいつは俺のこと親友とは思ってくれてなさそうだけど」
松島は明るく笑った。
華(ほんとにいい人だなぁ)
一本だけ仕事の電話といって、その場を離れた松島の姿を眺めながら華は思った。
華(松島さんの奥さんになる人は幸せだろうな)