彼女を10日でオトします
「ま、まあ、そういうこともあるさ!」
く、口笛なんかふいてみちゃったりして。
ヒュルルーって。……これが余計まずかったのかも。
キョンは、眉間にシワを寄せて、しかも、目まで細めちゃって俺をじーっと見つめる。
「そんなことってどういう事よ」
ま、まいったなぁ。
キョンが悲しそうな顔するから、俺、検索の時点でテンパっちゃったのかも。
いつもなら、たっしー口調に変換するのに、頭の中、記憶のページをそのまま読んじゃったじゃんかあ。
「俺のね、頭、欠陥品なの。
昨日言ったでしょ?」
キョンちゃん……、真顔はやめようよ。うう。視姦されてる気分だわ。
「欠陥品?
欠陥品どころか頭良さそうだったわよ、さっきの口調。
まるで、普通の人みたいだったわ」
「キョンちゃん、一言多いんじゃない? まるで俺がオカシな人みたいな言い方ね」
「合ってるじゃないの」
ぎゃふん。
でも、この調子。
少しずつ話題を変え――
「まあ、どうだっていいわ。
たすくさんの頭がどうでも、私には関係ないもの」
――ビミョー。関係ない、ですってよ、奥さん。
これってたっしー的にどうなのよ。いいの? 悪いの?
く、口笛なんかふいてみちゃったりして。
ヒュルルーって。……これが余計まずかったのかも。
キョンは、眉間にシワを寄せて、しかも、目まで細めちゃって俺をじーっと見つめる。
「そんなことってどういう事よ」
ま、まいったなぁ。
キョンが悲しそうな顔するから、俺、検索の時点でテンパっちゃったのかも。
いつもなら、たっしー口調に変換するのに、頭の中、記憶のページをそのまま読んじゃったじゃんかあ。
「俺のね、頭、欠陥品なの。
昨日言ったでしょ?」
キョンちゃん……、真顔はやめようよ。うう。視姦されてる気分だわ。
「欠陥品?
欠陥品どころか頭良さそうだったわよ、さっきの口調。
まるで、普通の人みたいだったわ」
「キョンちゃん、一言多いんじゃない? まるで俺がオカシな人みたいな言い方ね」
「合ってるじゃないの」
ぎゃふん。
でも、この調子。
少しずつ話題を変え――
「まあ、どうだっていいわ。
たすくさんの頭がどうでも、私には関係ないもの」
――ビミョー。関係ない、ですってよ、奥さん。
これってたっしー的にどうなのよ。いいの? 悪いの?