仮眠室で囁いて
「もしもし!
おいお前今どこにいる!!」

俺の怒鳴り声に

「もしもし、服部先生ですか?」
男の声が俺の名前を口にした。

「 誰だよお前、、、坂口か?
あいつは、高橋はどうした」

「…寝てますよ。
飲みすぎて気持ちよさそうにホテルのベットで寝ています。」

「坂口!!てめえふざけんな!」

「俺、遊びじゃないですよ。
本気で口説き落とすつもりです。
…彼女抱きますよ…」


「坂口!!
麻美に手ぇだしたらぶっ殺す!!」

「…Sホテル602です。」

電源が切られた。

「くそっ!!」

ナースステーションを飛び出して走り出した。


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