友達イジメ
☆☆☆
それからあたしたちはコトネという名前の1年生を探した。
珍しい名前だから、すぐに1年A組の飯島コトネだということがわかった。
「1年生をイジメるってことは、休憩時間くらいしか使えないよね?」
あたしはサチヘ向けてそう聞いた。
昼休憩や放課後などを利用しないと、相手と接触することもできない。
「あたしに考えがあるの。アキコ、あの写真を送ってくれない?」
「あの写真?」
あたしは首を傾げてサチを見る。
「ほら、あの時の……」
そう言われて、あたしはスマホを取り出した。
あの時に撮影した写真を確認すると、消えないまま残っていた。
それをサチのスマホに転送する。
「なにに使うの?」
スズにそう質問されたサチはニッコリと笑顔を浮かべて「まぁ、見てなって」と言ったのだった。
それからあたしたちはコトネという名前の1年生を探した。
珍しい名前だから、すぐに1年A組の飯島コトネだということがわかった。
「1年生をイジメるってことは、休憩時間くらいしか使えないよね?」
あたしはサチヘ向けてそう聞いた。
昼休憩や放課後などを利用しないと、相手と接触することもできない。
「あたしに考えがあるの。アキコ、あの写真を送ってくれない?」
「あの写真?」
あたしは首を傾げてサチを見る。
「ほら、あの時の……」
そう言われて、あたしはスマホを取り出した。
あの時に撮影した写真を確認すると、消えないまま残っていた。
それをサチのスマホに転送する。
「なにに使うの?」
スズにそう質問されたサチはニッコリと笑顔を浮かべて「まぁ、見てなって」と言ったのだった。