友達イジメ
掠れた声が聞こえて来る。


「窃盗の疑いをかけられてるんだよ。だから下着までちゃんと脱がないとダメだよ? ブラの中やショーツの中に隠しているって思われてるかもしれないんだから」


サチがそう言ってコトネのブラに手をかけた。


次の瞬間、白い肌が露わになっていた。


「嫌っ!」


思い出したようにサチの手を振りほどき、胸元を隠すコトネ。


しかし、そんなコトネを女子4人組が取り押さえた。


あとはショーツを脱がせるだけだ。


4人もいればそれもあっという間の出来事だった。


コトネの抵抗も空しく、すぐに全裸にされていた。


「ようやく全裸になれたね。これで、なにも隠してないことがわかったから、よかったでしょ?」


そう言うサチを睨み付けるコトネ。


これだけの人数に囲まれて全裸になってもまだ、コトネには反発心が残っているみたいだ。


「本当にそうかな? ちゃんと、みんなに見てもらわないとわからないよ?」


あたしはそう言い、コトネに近づいた。
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