友達イジメ
加工
コトネイジメはすべて順調に進んでいるようだった。


ちょっとやり方がハードな気がするけれど、最終的に自殺させるのだから問題はなかった。


昼休憩になり、あたしとサチとスズの３人はパソコン教室へと来ていた。


昼休憩になるとこの教室は解放され、自主勉強などに使うことができた。


「この写真を加工すればいいの？」


スマホに表示されている写真を見てスズが言った。


「うん。男子生徒をトリミングで消して、トコネの顔にモザイクをかけて欲しいの」


サチがそう言うと、スズは頷いてすぐにスマホとパソコンを接続した。


時々ここのパソコンを利用して作品を書いているスズは、専用のパスワードを持っていた。


それを使えば、誰にもバレることなく加工写真を作ることができる。

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