友達イジメ
☆☆☆
翌日。
あたしはスマホの音で目を覚ました。
眠い目をこすって時間を確認すると、まだ朝の6時過ぎだ。
こんな時間から一体誰?
そう思ってスマホ画面を確認すると、1年生の4人組から動画が送られてきていた。
画面に写っているのは旧体育館倉庫だ。
4人の内の誰かがスマホを片手に近づいて行く。
ドアにはあたしたちがつっかえ棒をしたままになっていて、中からはすすり泣きの声が聞こえてきている。
昨日の夕方撮影しているようで、周囲はオレンジ色に包まれている。
「コトネ、いるの?」
「誰っ!?」
「あたしだよ~」
1人が声をかけると、倉庫の中は静かになった。
声で誰だか判断がつき、警戒しているのかもしれない。
翌日。
あたしはスマホの音で目を覚ました。
眠い目をこすって時間を確認すると、まだ朝の6時過ぎだ。
こんな時間から一体誰?
そう思ってスマホ画面を確認すると、1年生の4人組から動画が送られてきていた。
画面に写っているのは旧体育館倉庫だ。
4人の内の誰かがスマホを片手に近づいて行く。
ドアにはあたしたちがつっかえ棒をしたままになっていて、中からはすすり泣きの声が聞こえてきている。
昨日の夕方撮影しているようで、周囲はオレンジ色に包まれている。
「コトネ、いるの?」
「誰っ!?」
「あたしだよ~」
1人が声をかけると、倉庫の中は静かになった。
声で誰だか判断がつき、警戒しているのかもしれない。