友達イジメ
☆☆☆
「それって絶対脈ありだよ」
スズがそう言い、あたしは「そうかなぁ」と呟いた。
昼休憩中、あたしたちはリカコを連れて旧校舎のトイレにやってきていた。
ここから人が来ないからリカコを思う存分イジメることができる。
眠ることができなかったサチからの提案だった。
「思い切って告白すればいいのに」
「でも、それでフラれたらもう見学にも行けなくなるじゃん」
ユウジとの関係は良好だと思う。
だけど、付き合う事ができるという確信がなければ、自分から告白することはできなかった。
「ちょっと、手伝ってよ!」
サチがリカコを無理矢理トイレの個室へ連れ込もうとしているが、1人ではうまくいかず悪戦苦闘している。
「はいはい。何する気?」
「こいつにトイレの水を飲ませてやろうと思って」
悪くない提案だった。
昨日はゴキブリで今日はトイレ水。
「それって絶対脈ありだよ」
スズがそう言い、あたしは「そうかなぁ」と呟いた。
昼休憩中、あたしたちはリカコを連れて旧校舎のトイレにやってきていた。
ここから人が来ないからリカコを思う存分イジメることができる。
眠ることができなかったサチからの提案だった。
「思い切って告白すればいいのに」
「でも、それでフラれたらもう見学にも行けなくなるじゃん」
ユウジとの関係は良好だと思う。
だけど、付き合う事ができるという確信がなければ、自分から告白することはできなかった。
「ちょっと、手伝ってよ!」
サチがリカコを無理矢理トイレの個室へ連れ込もうとしているが、1人ではうまくいかず悪戦苦闘している。
「はいはい。何する気?」
「こいつにトイレの水を飲ませてやろうと思って」
悪くない提案だった。
昨日はゴキブリで今日はトイレ水。