友達イジメ
拷問
翌日。


あたしたち3人は私服姿のまま家を出ていた。


行先は近くの林の中。


「こんなところで、なにするの!?」


無理矢理連れ出したリカコがあたしたちに抵抗しようとして暴れる。


「うるさい!」


あたしは一括し、リカコの頬を思いっきり殴りつけた。


今まで感じたことのないくらい強い怒りが体中にめぐっているのを感じる。


許さない。


こいつだけは、絶対に許さない!


草の中に横倒しに倒れたリカコが怯えた視線を向けて来る。

< 70 / 290 >

この作品をシェア

pagetop