私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
夕ご飯を家で食べて、ありえないくらいくつろいでユミは帰って行った。
でもユミと話せて良かった。あのままだったら、私は未だにベッドの上で死んでたよ・・・。
ユミから教わる事はまだまだ多そうだ。
10時30分を過ぎた頃、私は携帯を握りしめて考え中。
アツはもうバイトを終えて、家に帰ってきてる頃。
何て話そうかな?
どのくらいのテンションで喋ればいい?
まず第一声は何て言おう?
つーかアツ、まだ怒ってたりして・・・?
なかなか発信ボタンを押せずに考えていると、
♪〜♪〜♪〜♪
突然鳴りだした携帯。
画面に表示された名前は、
【倉橋篤貴 携帯】
アツだっ!!
どっどうしよっ??
彼氏からの電話にビビりまくる彼女ってどうなの?
しばらく鳴って切れてしまった電話。
あ゛ーどうしよーっ!!
♪〜♪〜♪
再び鳴ったメロディーに、焦って通話ボタンを押した。
「・・・もしもし」
『早くでろよっ!』
やっぱり、怒ってる??
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