私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
アツはビックリするくらい優しく触れる。
自分が本当に大切にされてるだなって・・・
そう感じる。
「・・・いやんっ」
「いやんだって・・・か〜わいっ!」
意地悪も忘れてはいない。
「もうっ恥ずかしいんだから、そういう事言わないでよっ!!」
体を起こして私を見下ろす。
「ちょっ見ないでよっ!!」
隠そうとした両手は、アツの手に捕まった。
「やだ・・・恥ずかしい・・・」
「何で?俺しか見てないだろ?」
二ヤッっと笑った顔が暗闇に浮かぶ。
何でこんなに意地悪なわけ??
「何か子供の頃知ってるだけにエロいな?お前、ちゃんと成長してよかったな?」
ホントっ何てヤツっ!!
何でそんな余裕なわけ??
「もうやだっ!もうしないっ!!」
うつ伏せになって、アツの視線から逃れる。
でもアツって本当にずるいよね?
「コナミ、好きだから、こっち向いて?」
耳元で優しく言われて、背中にキスなんかされちゃったら、私は素直に従うしかないでしょ?
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