私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
初めてのエッチを楽しむ余裕なんてもちろんなくって・・・
思い出しただけでも恥ずかしい。
想像をはるかに超えるものだった。
でも、後悔なんて全然してなくて・・・
アツで良かった。
アツを好きになって良かった。
心からそう思える。
「大丈夫か?」
「うん・・・大丈夫。」
今日のアツは、今までで1番優しかった。
抱きしめてくれるアツの腕の中は、すごく温かい。
「ごめんな?」
突然そんな事を言うから、恥ずかしくてずっとあげれなかった顔を上げた。
「何が?・・・何で謝ったの?」
「もうちょっと待ってやりたかったんだけど・・・」
「今更遅いよっ!謝るなんてずるいっ!」
後悔しないで?
幸せだったでしょ?
私は幸せだったよ?
「まぁヤっちまったもんは、仕方ないよな?」
何その言い方!!
ひどくない??
「アツ最低っ!!」
背中を向けると、すぐにアツに戻される。
今日くらい、最後まで優しくしてくれたっていいじゃん!
「なぁ・・・俺の事好き?」
「嫌いっ!!」
グイッと体を引き寄せられて、唇がギリギリつきそうなくらい顔を近づける。
「好き?」
「・・・嫌い。」
ガリって唇を噛まれて、そのまま優しいキス。
「好き?」
「・・・好き。」
「俺も。」
大好きな人の優しさと温もりに包まれた、私の幸せな夜。
一生忘れない。
とってもとっても、幸せでした。
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