私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



「全然意味わかんないしっ!何ソレ?何人とヤったの?」



「覚えてねぇよ。」


「覚えられないくらいヤったの?信じらんない!!」




私がアツを責める事じゃないのは分かってる。



付き合う前の事だもん。



踏み込んで聞く権利なんて、私にはない。




でも・・・



「アツ私の事、小学生の頃から好きだったって言ってくれたじゃん・・・嬉しかったのに。アツの事好きになるのに、それってすごく大きかったのに・・・嘘だったんだ?」




「嘘じゃねぇよ。」


「嘘じゃん!他に好きな子がいたからエッチしたんでしょ!!」



「好きじゃねーよ!」



「何?好きじゃないのにエッチしたの?好きでもない子とエッチって出来るのっ?」




悔しい・・・悲しい・・・


気付けば私は怒り泣き。



立ち上がって、ベッドの上の枕でアツの事を叩きまくって泣き叫ぶ。




「嘘つきーっ!アツの事信じてたのにっ!!・・・だからエッチしたのに・・・わぁーん・・・」



「落ち着けって!!」




「ばかぁーっアツのばかーっ!!・・・あ゛ーんっ」



「コナミっ!!」



こんなに感情が抑えきれなくなったのは久しぶり。



キスする時や昨日エッチした時だって・・・

一緒にいるだけで、好きだって感情が溢れてた。


でも、それはすごく幸せだった。



こんなに悲しい気持ちになるなんて・・・





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