私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
「言い訳できない。
どうしたらいい?お前は俺にどうして欲しい?何でもするから、もう1回だけ俺の事信じて?」
理解できない事なんてたくさんある。
納得できないし、めちゃくちゃ嫉妬してる。
でも、もう戻れない所まできてしまってる。
アツの事、完全に好きになっちゃったから、
アツも私を好きでいてくれているなら、
この事は、過去の事だって・・・
頑張って乗り越えるから。
「アツ・・・私が喜ぶ事言って?安心させてよ?」
手を握って
まっすく目を見て
ハッキリと聞こえる声で、言ってくれた。
「コナミが好きだ。コナミ以外好きじゃない。お前だけ好きだ。」
アツ・・・
「本当に?信じていい?絶対ウソじゃない?もう他の子とエッチしない?」
私だけ?
私だけ好きでいて?
誰の所へも行かないで?
「泣かせてごめん。本当に、お前だけだから。・・・嫌いになんないで?」
ギュッと抱きしめて、頭を撫でくれる。
その手は私のものでしょ?
「嫌いになんてならないよ。好きだよ。私はアツじゃないと嫌なんだよ?」
「俺だって。やっと好きになってもらえたのに、もう手放せねぇよ・・・」
アツの言葉を信じる。
素直じゃないアツが、私の為に一生懸命気持ちを伝えようってしてくれているのが分かるから。
今、アツは間違いなく私だけを好きでいてくれているの
ちゃんと分かってるよ。
「信じる。アツの事、信じてる。」
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