私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
キキーーーっっ!!
けたたましいブレーキ音が鳴り響いて自転車が止まる。
私の体は、勢いに付いて行けずに、思い切り倉橋の背中に激突した。
「いった・・・」
涙目になって鼻をおさえる私を、振り返った倉橋がニヤリと見下ろす。
「お前、自分が言った言葉に責任もてよ?」
あっ・・・
私、何て言った??
「そっそんな、卑怯だよっ!!今のはなしっ!!」
「無理っ!俺、ちゃんと聞いたしっ!!俺を騙したらどうなるか・・・分かるよな?」
最低ーっ!!
「分かったわよっ!!絶対後悔させてやるからっ!!」
正に売り言葉に、買い言葉・・・。
本気で自分が嫌いになりそう・・・。
.