私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
リビングに入ると、3人のお兄ちゃんがいっせいに私達を見る。
何だか照れ臭い。
「彼氏連れて来たよ。アツね!」
私の簡単過ぎる紹介にアツはペコリと頭を下げた。
「コナミお前、マジで彼氏いたんだな?」
「父さん知ったら泣くぞ?」
「兄ちゃんも何か複雑だし。」
マジマジと見る3人に圧倒されたのか、居心地悪そうなアツが少しかわいそう。
「お兄ちゃん達。かーくんと、いっくんと、ゆうくんね!」
そう紹介した私に、適当だな!と言う兄達の声は無視。
「コナミ座ってもらって。」
ニコニコ笑うのはお母さんだけで、お兄ちゃん達はお父さんの代わりでもする様にアツには無愛想。
「ごめんなさいね?コナミはうちのお姫様だから、お兄ちゃんヤキモキやいてるのよ〜」
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