私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
アツに引っ張られて校舎に入ったものの、教室には行かずに第2校舎へ・・・
ええ、めちゃくちゃ怒ってます。
「あの〜・・・アツキさん?」
ガンっ!!
壁を蹴る音が、静かな校舎に響く。
こっ怖ぇーっ
「アイツ、なんだよ?」
「わっ分かんないよ・・・」
ギロリと睨まれて、目が泳ぐ。
別に私、悪くないよね?
「お前、俺の事嫌いだってアイツに言ったのか?」
「あっ・・・」
言った。
でもそれは随分前の話であって・・・
「今は大好き。えへっ」
おどけて見せても、許してくれるはずもなく・・・
「・・・・・・。」
「アツ〜っごめんね?許して??」
両手を合わせて、おがみまくる。
はぁ〜とため息を吐いて、私をぎゅっと抱き寄せてくれた。
「バカのくせに、なに好かれてんだよ・・・」
「バカは余計だよ。」
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