私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
「昨日の様子からして、多分もう遠慮なしに攻めて来ると思うよ?」
「・・・どうしよう?まだアツに言ってないんだ。昨日の事・・・」
すがる様にユミを見ると、ハッとしたユミが、ヤバイといった表情で私の後ろに視線を送った。
「何だよ、昨日の事って?」
ドッキーン!!
その声に私は振り返る事も動く事も出来ない。
一言で言うなら、恐怖。
ゆっくりと階段を登る足音は、もうすぐ後ろまで来ていて・・・
「おいっ。」
ユミが首で後ろ後ろと合図を送るけど、そんな事は教えてもらわなくても、分かっている事で、私はフルフルと首を横に振った。
「おいっ!!」
「はいっっ!!!」
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