私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
ポーズをとったまま固まる私を見て、アツはケラケラ笑い出した。
「嘘だって。可愛い可愛い。おいで。」
「もうっ」
膨れながらも、伸ばされた手を掴んでアツの膝の上に座る。
「今日、泊まって帰んの?」
「うん。」
「じゃあいっぱい一緒にいられんじゃん。」
私の髪をクルッと指に巻きつけながら、そんな風に言ったアツが、何だかいつもと違う様で妙にドキドキする。
「ねぇ、初めてのクリスマスだね。私といられて嬉しい?」
適当にあしらわれるかなって、あんまり期待せずに聞いたんだけど、
「うん。嬉しい。」
そう言ってキスをしてくれた。
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