私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



何度も何度も繰り返される甘いキス。



アツの手が背中のファスナーを下ろした時、


「アツ・・・デートは?」


「うん。行くよ?」


今はこのままでもいいかな?って思っちゃった。



ゆっくりとベッドに寝かされて目を閉じた。



アツの唇をすぐ近くまで感じた時、




――ピーンポーン



突然鳴り響いたインターフォン。



驚いて目を開けると、アツの顔がドアップ。



「誰か来たよ?」


「無視、無視。」



唇が触れたと同時に、



――ガチャ



今度は鍵の回る音がした。




「はぁ!?」



慌てて玄関に走り出したアツ。




.
< 278 / 488 >

この作品をシェア

pagetop