私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
何度も何度も繰り返される甘いキス。
アツの手が背中のファスナーを下ろした時、
「アツ・・・デートは?」
「うん。行くよ?」
今はこのままでもいいかな?って思っちゃった。
ゆっくりとベッドに寝かされて目を閉じた。
アツの唇をすぐ近くまで感じた時、
――ピーンポーン
突然鳴り響いたインターフォン。
驚いて目を開けると、アツの顔がドアップ。
「誰か来たよ?」
「無視、無視。」
唇が触れたと同時に、
――ガチャ
今度は鍵の回る音がした。
「はぁ!?」
慌てて玄関に走り出したアツ。
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