私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
「なっ何で来たんだよっ!?」
アツの大きな声に驚きながらも、私は急いで乱れた服と髪を整えた。
そして何事もなかったかの様にテーブルの前に座り直す。
「ちょっと待てって!勝手に入んなよっ!」
珍しく焦っているアツの声を不思議に感じながら、部屋のドアを見つめた。
「何言ってんのよ?ここの家賃はお父さんが払ってるんだからね!」
開いた扉から現れた人物。
目が合って一瞬時間が止まる。
「あっ大丈夫だった。」
アツは私が座っている事にホッとした様子。
だって、多分、この人・・・
「あー、・・・俺の母さん。」
.