私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
急いで立ち上がり頭を下げた。
「初めまして!成沢小南です!」
とっさに作った笑顔はきっと、引きつっているに違いない。
「えーあー、初めまして。」
お母さんは、隠す事なく驚いている。
「篤貴ちょっと座りなさい。」
何だかちょっと怒ってる?
気まずそうに私の隣に座るアツと、その前に座ったお母さん。
「小南さんも座って?」
「あっはい。」
姿勢を正して、この部屋に来て初めてかもしれない正座。
.