私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



カフェを出た後、どこに行けばいいのか分からず、街をブラブラ。



適当にお店を覗いて、目的もなくお話ししながら歩いていた。



こんなんでいいの?



「あーっ!ちょっとこのお店見ていいですか??」



このポンチョ、超ーかわいいっ!!



「うわっ2900円!超ー安いっ!!絶対買おっ!」



カラーバリエーシェンも豊富!!



赤もかわいいけど、ちょっと合わせにくいかな?



白は汚れが目立つし〜。



黒とカーキとグレー。



・・・迷う。



3枚のポンチョを鏡の前で体に当ててみる。



どれも捨てがたい・・・。



「おばちゃんはどの色が好き?」



「そうね・・・私はカーキかな?」



今度はおばちゃんの体にカーキのポンチョを当てる。



「お揃いにしませんか?これ絶対使えますよ!!」



「え〜でも、若い子が着るんじゃないの?こういうの。」



おばちゃんは、恥ずかしそうに鏡を覗き込んで、首を傾げた。




「そんな事ないですよ!うちのお母さんなんて、私の服なんでも勝手に着てますよ〜。」



さすがにミニスカート履かれた時は怒ったけど・・・



「あっそうだ!お母さんの分も買って一緒に着ればいいんだ!!ちょっと買ってきますね!」




.
< 302 / 488 >

この作品をシェア

pagetop