私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
カフェを出た後、どこに行けばいいのか分からず、街をブラブラ。
適当にお店を覗いて、目的もなくお話ししながら歩いていた。
こんなんでいいの?
「あーっ!ちょっとこのお店見ていいですか??」
このポンチョ、超ーかわいいっ!!
「うわっ2900円!超ー安いっ!!絶対買おっ!」
カラーバリエーシェンも豊富!!
赤もかわいいけど、ちょっと合わせにくいかな?
白は汚れが目立つし〜。
黒とカーキとグレー。
・・・迷う。
3枚のポンチョを鏡の前で体に当ててみる。
どれも捨てがたい・・・。
「おばちゃんはどの色が好き?」
「そうね・・・私はカーキかな?」
今度はおばちゃんの体にカーキのポンチョを当てる。
「お揃いにしませんか?これ絶対使えますよ!!」
「え〜でも、若い子が着るんじゃないの?こういうの。」
おばちゃんは、恥ずかしそうに鏡を覗き込んで、首を傾げた。
「そんな事ないですよ!うちのお母さんなんて、私の服なんでも勝手に着てますよ〜。」
さすがにミニスカート履かれた時は怒ったけど・・・
「あっそうだ!お母さんの分も買って一緒に着ればいいんだ!!ちょっと買ってきますね!」
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