私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
「コナミちゃん、ありがとう。とっても楽しかったわ。」
「私の方こそ、ありがとうごさいました。気を付けて帰ってくださいね。」
東京駅までお見送り。
“じゃあ”って笑顔で手を振った後、一度歩き出したおばちゃんが、再びこっちに向かって走ってきた。
「どうしたんですか?」
私の両手を握りしめて、ゆっくり話してくれた。
「コナミちゃん、篤貴の事、お願いね。あの子、昨日言ってたの。
あなたの事、一番大切な存在だって。
親にそんな事、話す様な子じゃないから、びっくりしちゃったんだけど、とっても真剣な顔でそう言ったの。」
アツが・・・?
「ふたりともまだ子供だから、何でもやりたい様にやりなさいとは言えないけど、ふたりの事、おばちゃんは応援するから。」
「おばちゃん・・・」
気づいた時には、涙が頬を伝っていた。
「今回こっちに来て一番良かったのは、あなたに会えた事よ。おばちゃん安心しちゃった。わがままな子だけど、仲良くしてやってね?」
私も、会えて良かった。
「約束します。大切にします。仲良くします。」
優しい笑顔で涙を拭ってくれたおばちゃん。
大好きな人のお母さん。
私にとっても大切な人。
全ての言葉が嬉しかった。
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