私は彼氏がキライです!?〜ｸﾗｽﾒｲﾄとLOVEﾊﾞﾄﾙ〜

その日の夜、バイトを終えたアツからの電話で、私はまた、泣きそうになっちゃった。



おばちゃんが私の事をすごくいい子だと、誉めてくれていたらしい。



『父さんとも話したんだけど、母さん帰ってからお前の話ばっかしてるらしいぞ？』



「え〜そうなんだ？嬉しいなぁ。」



最初に会った時、少しだけ怖いと感じた。



でも今日１日一緒に過ごしてみて、


何て言うんだろう？

やっぱり少しは緊張もしたけど、でも一緒にいられる事が何だか不思議で、嬉しくて･･･



アツのお母さんだから。



アツを生んでくれた人だから。



「ねぇおばちゃんに私の事、一番大切な存在だって言ったの？」



『･････････』



あれ？


聞こえなかった？



「アツ？」



『おやすみ。』



答えを聞く前に切られてしまった電話。


でも、否定はしなかったよね？



ふふふ。照れちゃったかな？




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