私は彼氏がキライです!?〜ｸﾗｽﾒｲﾄとLOVEﾊﾞﾄﾙ〜

興奮冷めやらぬまま向かったのはもちろん観覧車。



でもみんな考えてる事は同じなんだね･･･


どこまで続くの？って位の長蛇の列。




「これマジで並ぶ気？」



アツのうんざりした様な声が降ってくる。




乗りたいけど、さすがに･･･これは･･･



「優奈、どうする？」


「絶対乗るっ！！」


優奈さんの一言で、矢島くんは迷わず最後尾に並んだ。




「乗りたい？」



「･･･う〜ん。今日はいいや･･･。」



私って根性ナシ。



冷え切った体が、長〜い行列を目の前に、嫌だ嫌だと首を振る。



「乗りたいんだったら、いいんだぞ？」


絶対嫌なはずなのに、そんな風に言ってくれたアツの気持ちが嬉しかった。




結局私達は観覧車には乗らずに、その場で矢島くん達と別れて遊園地を後にした。




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