私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
アツが何を抱えているのか、
アツが教えてくれなきゃ分かんない。
話を聞けば、アツの言う“解決”を信じて待つ事が出来たのかもしれない。
きっとアツも苦しんでる。
「もう一度話してみたら?」
ユミの言葉に、頷きかけた首を横に振る。
アツはね、きっと私には話してくれない。
もし、話す気があるなら、今日学校に来ていたはずでしょ?
昨日、1度でも連絡をくれたはずでしょ?
「アツは、私よりあの子の方が大事なんだよ。」
「コナン・・・。そんなに信じられなくなっちゃったんだ?あんた達、けっこう上手くいくって思ってたのに。」
「半年、もたなかったね。」
もう随分長く一緒に居た様な気でいたけど、たった5ヵ月。
でも、この5ヵ月は私にとって、本当にかけがえのない毎日だった。
本当に大好きだったから。
とっても幸せだったから。
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