私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
去って行くコナミを追いかける事も出来ない。
今追いかけても、コナミは絶対に戻って来ない。
俺は初めて、自分から翔子にメールを入れた。
【話があるから、今すぐ会って欲しい。】
翔子からはすぐに返信が来た。
住所の書かれたメールを見て、俺はすぐにそこへ向かった。
高級そうな高層マンション。
オートロックに部屋番号を入力して、インターフォンを押すと、自動ドアが開いた。
エレベーターで、25階。
目的の部屋の前に辿り着くと、ドアが開いた。
「早かったね?入って!」
笑顔で俺を迎える翔子に、重たいため息を吐き出して、俺は家の中に入った。
.