私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



なかなか抱こうとしない俺に、翔子のイライラは増して行った。




「あんた、超ーつまんないんだけど?セックスなんて、大した事じゃないじゃん!アンタだってそう思ってんでしょ?だからあの時、私とヤッたんでしょ?」



確かに・・・


大した事ないって思ってた。



でも、



「今はそうは思えないんだ。本当に大事な女を抱いた時、すげー震えた。
セックスってさ、すげー危険な行為だと思う。間違えたら、お前みたいに傷つけてしまう可能性だってあんだよ。
本当に好きな相手としかしちゃいけないんだ。・・・覚悟がいんだよ。

俺、アイツ抱く時、いっつも思ってたんだ。妊娠させてもいいって。・・・ふっ・・・勝手だよな?」



俺の話を聞いた後、翔子は突然泣き出した。



「帰って・・・帰ってよっ!」



泣き叫ぶ翔子に、追い出された俺は、訳が分からないまま、翔子の家を後にした。




その日以来、翔子からの呼び出しは途絶えた。




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