私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
同罪
私はずっと、自分だけが可哀想なんだって思ってた。
裏切られたのは私。
裏切ったのはアツ。
心のどこかでアツを責めて、
別れた事を正当化しようとしてた。
「アイツ、夏休み前にはもう、翔子とは切れてたよ。」
隣に座る竹内くんの視線を感じながらも、私は地面を見つめていた。
「なぁ・・・篤貴のとこに戻ってやってくんない?」
「無理だよ。」
戻れるわけない。
そんな事、出来るわけない。
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