私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
言い訳ばかりして、必死で抜け道を探してた。
でも見つからなかったのは、私が自分自身に嘘をついていたから・・・
ユミの言う通りだ。
私は、アツから直接
『お前なんてもういらない。』
そう言われるのが怖かっただけ。
結局、アツから逃げてたんだ。
後悔・・・たくさんしたはずなのに、また同じ事をしてた。
「本当に好きなら伝えるべきだよ。もしさ、倉橋がまだコナンの事好きだったとしたら、あんた1番間違った行動取ってるよ?」
間違ってる?
ユミの言葉の意味は理解出来ないけど、当たってる様な気がする。
私はずっと巨大な迷路に放り込まれた気分だった。
どの道を行けばいいのか、今自分がどこにいるのかさえ分からないまま、ただ闇雲に歩いていた。
ゴールが見えなくて・・・どこに行っても行き止まりばっかで、心の中ではずっとアツの名前を叫んでた。
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