私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
暗い部屋の中で見つめ合う。
アツに腕に包まれて、もう今までの不安が嘘だったんじゃないかっていうくらい、穏やかな気持ち。
「なぁ・・・お前さ、」
アツの低い声が全身に響く。
心地よくて、眠ってしまいそう。
「コナミっ!」
「んっ?」
閉じかけた目を開くと、すぐ近くにアツの顔があった。
「なぁに?どうしたの?」
「怒んないから正直に答えろよ?」
あまりに真剣なアツの顔。すでに怒っている様で少し怖い。
「な・・に?」
言いにくそうに、ゆっくり口を開いた。
「離れてる間さ・・・誰かに触らせた?」
急に寂しそうな顔になって、私の頬を軽く撫でた。
「そんな事、あるわけないじゃん。私はずっとアツの事好きだったんだから。」
アツ以外の誰かとなんて、考えた事ないよ。
エッチした後すぐにこの質問って、なんだか悔しい。
そう思うと、少し腹がたってきた。
私の気持ち、信じてないの?
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