私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



抱き合ったまま眠った私達が目を覚ましたのは、太陽がすっかり登りきったお昼を過ぎた頃。



まだ眠そうに片目を開けるアツが、すごくかわいくて、目が覚めても隣にいる事が嬉しかった。



「お腹すいたね?何か食べに行く?」



アツの髪に触れると、その手をアツが握る。



「コナミ、愛してる。大好き。」



「知ってるよ。」



「でも言いたいんだもん。超ー愛してる。」



甘えるように抱きついてくるアツ。



それに“だもん”だなんて・・・かわいすぎ。



「コナミ、好き好き!!」



「アツ〜どうした?甘えん坊になってるよ〜?」



「ずっと言いたくても言えなかったから、これからは毎日言う。」



毎日?


そんな嬉しい事言ってくれるの?


前は頼んでもナカナカ言ってくれなかったのに。



「コナミは?俺の事好き?」



聞かなくても分かってるクセに。



「愛してるよ〜」




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