私は彼氏がキライです!?〜ｸﾗｽﾒｲﾄとLOVEﾊﾞﾄﾙ〜

サランヘヨ

ドスッドスッっと体に衝撃を受けて目を開ける。



まさに今、クッションを振り下ろそうとするコナミの姿。



「ストッ･･･っ」



言い終わる前に顔面にヒット。




「アツのばかっ！もうホント最低ーっ!!」



のそりと体を起こして時計に目をやると、11時45分。



コナミが怒っている原因はコレだ･･･。



確か今日は11時に迎えに行く約束だったっけ？



コナミはクルクルに巻いた髪をポニーテールにして、春らしいワンピースを着ている。



「今日も可愛いっすね？」



「そんな事言ってもごまかされないからっ!!」




ぶつぶつ文句を言いながらも、嬉しそうな顔がチラリと覗く。




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