私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
落ちる
待ち合わせの時間、既に倉橋は駅に着いていた。
私服姿の倉橋は、ムカツクけどカッコいい。
普通にTシャツとダメージジーンズなんだけど、何か・・・ヤバイ。
「おいっお前何だよ、その格好。」
会ってそうそう睨むように私を見る。
ピンクのきゃわゆいTシャツと、デニムのショート丈サロペット。サンダルで合わせて別にハズしてないよね?
「何よ・・・かわいいじゃん。」
別にあんた相手に気合い入れる必要もないでしょ?
「いっつもそんな格好してんの?」
「何が言いたいわけ?」
「・・・足出しすぎ。」
このセリフ、マンガで読んだ事あるっ!!
他の奴に見せたくないってやつぅ??
かわいいトコあんじゃん!!
「もういいじゃん!それより早く行こうよっ!!」
今日は久々の遊園地でちょっと楽しみなんだから!
晴れて良かった〜!
切符売り場に向かう私の腕を掴んで倉橋は切符を差し出した。
「先、買っといた。」
ふ〜ん。気がきくじゃん。
「ありがと。」
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