私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜
ゆっくり近づいくる倉橋の顔が、夕日に染まってオレンジ色。
軽く触れた唇。
うそぉ・・・
キスぅ??
有り得ないくらいの速さで動く心臓。
そしてもう一度触れた唇。
倉橋の腕をぎゅっと握って、目をキツく閉じた。
ドキドキドキドキ・・・
ヤバイ・・・
なかなか離れない唇から、今度はあったかくて、柔らかいものが、入ってきた。
しっ舌!?!?
いきなりっ!?
でも、拒否れない。
全然イヤじゃないよ・・・。
「・・・んーっ!」
苦しいっ!!
やっと唇が離れたと思ったら、軽く抱きしめられた。
「・・・わりぃ。我慢できなかった。」
「・・・うん。大丈夫。」
本当はダメ。
もう分かっちゃった。
私、倉橋の事好きだ・・・。
.