文の幸福

「・・・で、どうしろと?」

「、黙って、消えて。」

意味不明。こいつマジでお母さんの漫画そっくり、怖ぇぇよぉぉ!

「・・・なら、華、自分で確かめたら?華みたいなお嬢様だと殺されるかもよ?」

「!殺されるって何が!?」

ふふん、ビビってるビビってる。

相変わらずバカ。殺されるわけないでしょ。

「自分で確かめろ。
明日、四時半に駅前に仁がいるから、自分で声かけろ、それぐらいならできるでしょ?
人が多いから、手をだしたりしないだろうし、
一応あんた綺麗だし。
ただし、身の危険を感じたら、必死で逃げなきゃダメ。
私から言えるのはこれだけ。」

と言って、後ろで華がなんだかわめいているけど、無視。

今日はナイフもって無かったしね!背中向けても大丈夫!

さ!稽古!稽古!


< 129 / 225 >

この作品をシェア

pagetop