文の幸福
モチロン、そんな力は、オレには無い!
でもここまで怯えてたら信じるかなーと思ったら、凄い威力、ポイっとスト子を投げたら、腰が抜けているのか四足ついて、逃げていった。
え?そんなにオレって怖い?と思っていると、文が笑顔でイヤホンを外しながら手を振ってきた。
きたー!オレの文!
「ごめんなさい。待った?」
「大丈夫。行こうか!」
「今、誰かと話してなかった?」
ピーンチ!見てたの?ここは半分正直に。
「ただの逆ナン。行こう。あっちにバイク止めてあるから、移動しよう」