文の幸福

「ねーねー!仁がいるよ!ラッキーじゃん?久々に抱いてくれないかな?」

「いつみても、カッコいいよね!でも、もう他の女といたよね。」

「あの小っこいの?無視しても大丈夫なんじゃない?
二人でヤるならコッチに来るだろうし、」

「うん!!キャーー最高!!行こう!」

・・・用を足しながら聞こえてくる会話。

仁、遊んでそうだなとは思ってたけどスゴいなー。

不思議と胸がチクチクしてくる。

あ・・これが噂の嫉妬ってやつね。結構苦しい。

手を洗いながらも苦しい。鏡をみると、泣きそうな私。

もしかしたら、今、仁は二人とチチくり合ってるかもしれない。

よし!はっきりさせようじゃないか!その時はその時だ!

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