文の幸福
それにしても、寝苦しそうな恰好だな、と思いスカートを脱がせ、網タイツを脱がせる。

理性が崩壊して襲ってしまいそうだ。

首と手首み巻き付いている、革ひもをほどく、なんならこの紐で両手、両足をベットにくくりつけて、攻め捲りたい。

はっ!いかーん!

半分崩壊した理性も振り払う為に、文に、タオルケットをかけて、オレはシャワーに入った。

念のため落ち着かせる為に色々やって、冷水で色々縮こませ、ベッドに入る。

寝ている文を後ろから腰に手を回して抱きよせる。

今日、クラブで気づいたが、文の首元に顔を埋めると落ち着く。

文の首元に顔を埋めながら、寝た。

朝、目が覚めると、文はまだ寝ていた。

いつもは眠りが浅く、何度も目が覚めるが、今日は驚くほどぐっすりだった。


横にいる文を抱きしめながら考える。絶対に手放したくない。

よし、親父に文の前科がばれなければいいんだ。

三年前の事件なら、例え、元暴走族でも更生していると信じ、調べて、どうにかしよう。

とりあえず、“Lee”に連絡しよう。

文の匂いを嗅ぎながら、今後の計画を練る。

< 165 / 225 >

この作品をシェア

pagetop