文の幸福
今は、将来お金に困らず、プラプラするために、事業を軌道にのせている所。
そのプロジェクトは“Death Ship”死の船。
孤独死を望まない老人達の身辺整理をし、船に乗せ一年かけて日本をエンドレスに回り続けるのだ。
以外にも希望者が多く、評判もいい。
希望すれば、いつでも船を降りることができるシステムだが、今だ一人も生きたまま降りた者はいない。
経営が難攻すると思っていたが、老人は食べる量が少なく、
あまり食も娯楽も住にも変化を求めないので、豪華客船の割にはお金がかからない。
一角に畑スペースを作ったら、大人気で船内でとれた産物で利益も出始めている。
私とすれば、楽しんで死んでくれればそれでいいのだが。
今は、海外編を模索中。
海外も同じ悩みがあるらしく、希望者が多い。