文の幸福
私の事情を知っている唯一の親友との別れは辛かった。

ヤンキーになっても私とは毎日顔をあわせ、私の妄想を聞いては大爆笑してくれていた唯一無二の親友。

彼女以上に、私の脳内を理解してくれた子はいなかった。

こっそりと華への復讐を計画していたのだが、彼女は三年の二学期に私立のお嬢様学校へ転校してしまったのだ。

私は別の高校へ進学し柔道に出会い、華への復讐心は薄れつつあったが、クラプトンの息子への愛を叫ぶ声を私へのエールとうけとり復讐心を沸々と思い出す。


どうしてくれようあのアマ・・・

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