文の幸福
「昨日は陽子も一緒だったの?」
「うん。でも蘭が来て、途中から別々。もう一年か。陽子たち長いよね。」
「かなり“女の本能”の愛称がバッチリとみえる。」
「そうかもね、蘭の見た目は可愛いけど、ヤル時は超ドSらしいから」
「わーお!今度ゆっくり陽子に聞きたい!教えてくれないだろうけど、」
「誰も自分の夜事情詳しく言うバカいないわよ。」
「静香は?」
「ん。今のところ、DJの誠一筋!昨日もあったけど、やっぱり良い感触!」
「え!もうヤッテルの?」
「なわけないでしょ!付き合っても、頼み込むまで弄ぶわよ。絶対その方が楽しい。」
「でた、極S発言。誠さんかわいそう、大学生だっけ?」
「そう、T大。あの容姿でT大でDJでしょ?モテないわけがないのよ。でも奴のM気質は私を癒してくれるの。」
「フーン。色んな事情が絡み過ぎてわからなくなってきた。あ、バス来た。また月曜ね!バイバイ!」
「月曜は午後からだからね、バイビー」
「了!バイビー!」