文の幸福

「・・・ちょっときて、」

と図書館と本棚の裏にある、倉庫まで、引っ張り、ドアに鍵をかけた。

何も言わず、文にキスをした、

“顔がみたくて”ってキュンキュンするにきまってる!我慢が出来なかった。

文も嫌がらず、オレの腕の服を握ってる。よし!嫌がってないぞ!

と思い調子に乗り舌を入れようと口をひらくと、先にヌルリと文の舌が入ってくる。

小さくて柔らかい舌だ。

気持ちよくて何度も角度を変えては、繰り返す。

ふと目を開けると、文の耳が視界に入り、顔を離し、耳をペロリと舐める。

すると文の体がビクンっとなり、オレは止められなくなった。

文の耳を甘噛みする、文の体が震えはじめ、強張っているのがわかる、

「力ぬいて、文。」

と言うと、震えながらでも息をはき、力を抜く文。

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