彼、
丁度彼の友人が
「これは無駄だ。」
と言った頃、彼は草の上に寝転がっていた。
山も心を許したのか、
彼の隣には野うさぎと野鳥が数羽。
そしていくつかの虫が
彼と一緒に寝転んでいた。
「貴方方は人間は嫌いですか?
私は嫌いです。
なので人間の私よりも人間ではない貴方方に生き延びてもらいたい。
いざとなれば私を食べてくださいね。」
そう言って眠った。
午後1時11分だった。
「これは無駄だ。」
と言った頃、彼は草の上に寝転がっていた。
山も心を許したのか、
彼の隣には野うさぎと野鳥が数羽。
そしていくつかの虫が
彼と一緒に寝転んでいた。
「貴方方は人間は嫌いですか?
私は嫌いです。
なので人間の私よりも人間ではない貴方方に生き延びてもらいたい。
いざとなれば私を食べてくださいね。」
そう言って眠った。
午後1時11分だった。