愛され女子になりたくて
side 青山
東海林さんが言ってた、チャンスが来た。
上手く丸め込んで同居に持ち込み、名前呼びまで漕ぎ着けた。
このまま、一気に俺のモノにしたいところだが、慎重に囲い込まないと。
俺、我慢出来るのかな?
いや、理性を総動員しろ、負けるな理性!
欲望に打ち勝つんだ!
花菜美が風呂上がる前に、一応色々と用意はしといたが・・・ってか、この時点で負けてないか、理性!
「上がりま・・・上がったよ」
言い直すとこが、また、カワイイ。
淡いブルーの、モコモコな部屋着。
パーカーとショーパン・・・ヤバい、クッソ、カワイイ。
「じゃ、俺も入って来るよ。冷蔵庫に飲み物有るから、適当に飲んでな」
「はーい」
風呂に入ってると、ふと思う。
そういや俺、三年はご無沙汰だな・・・。
風呂上がりの花菜美は、破壊力がヤバい。
色白な肌がほんのりと赤く色付いて・・・生足なんて反則モノだ。
今夜は、長い夜になりそうだ・・・。